語り継ぎたい香り。


香りを重ね、想いを重ね、そして石を重ねるように時を重ねる。


連綿と続く時間。

いつしか、人生とは時間の大河を漕ぎ続ける旅だということに気がつく。

そして同時に、過ぎ去りし時間の中に自分のルーツを探すようになる。

今の自分があるのは過去があるから。

そんな当たり前の事を噛みしめるようになる。

自分もやがて過去の存在になり、この大河の過ぎ去りし一滴になる。